NexGuideとスカイメモRコンバーターの自作 3/3

最後の製作記事です。自作される方は、最初の記事1/3から読んでください。


ブレッドボードに配置した状態です。(拡大します)
配線図と同じですので、むしろこちらを見たほうがもわかりやすかも。。
その場合、部品名称は配線図を参照してください。
パイロットランプのLEDの配線もしてあるので必要な方はどうぞ。LEDの抵抗は4.7KΩです。

外部への配線は、右上の配線のように抜け止めにタイラップを使っても良いと思います。しめ過ぎで被服を剥がしてしまわないように。これは重要な作業だと思いますので、リード線が抜けたりしないように、しっかり対策してください。
イメージ 1


抵抗やダイオードのワイヤーを長くする箇所の場合、写真のように極細マジックで必要な長さの所に印を付けてから、ラジオペンチ等で直角に曲げます。適当に曲げると綺麗にならないし、隣りの部品と接触してショートする場合があるので綺麗に加工します。
イメージ 2


こんな感じにニッパーで切断しブレッドボードに差し込みます。
ワイヤーを切断する時は切り口がとがる様に斜めにニッパーを入れて切断します。
イメージ 3


スカイメモRのコントロール端子からコードを接続する部分です。
同じものを購入すれば、同じ箇所にはんだ付けすればよいです。
ブレッドボードに差してあるのは細ピンヘッダです。
この3.5mmのミニジャックを使わずに、スカイメモRのコントローラーのコードを外したものをそのまま直結する方は、配線図の通りに差し込めば良いです。ヘタに沢山ジャックをつけると、間違えて違うプラグを差してショートさせてしまったり、付け忘れたりして動かなくて困ることがあります。
私的にはこのジャックを使わずにスカイメモRのコントローラーのコードをはずしたものをブレッドボードに直接差す方が、ずっとスマートでトラブルも少なさそうで良いと思います。

リード線はホームセンターで買ったものです。赤がスカイメモのCOM(プラス)、黒がRA-停止、黄色がRA+増速です。スカイメモのコントローラーをバラした線は私のはRA+は白色でした。白色の手持ちが無かったので黄色になっていて紛らわしくなっていますが。この回路はCOM(コモン 共通線)からVCC(+)を取っています。
イメージ 4

こちらは3.5mmステレオミニジャックの中身です。
このコードがスカイメモRのコントローラーからはずした実際のコードです。
逆の端っこは、スカイメモRのコントロール端子に接続される既存の3.5mmプラグが付いています。
配線がよっちゃってますが、よくわからない方は同じ箇所にはんだ付けかるか、
先程書いたように、こんなの使わないで直接ブレッドボードに差し込みます。
または、付属のコントローラの配線自体使わずに、新しいコードを作ればコントローラをバラさずに済みます。
イメージ 8


写真左奥、スカイメモRの電池ボックスのマイナスに繋げるジャックです。ブレッドボードのマイナスに差し込みます。線は一本だけなので、テスターで通電確認してDCプラグに配線した線と通電する箇所にはんだ付けします。電池ボックスへは好きなモノで電池ボックスのマイナスに接続します。
イメージ 5


6極6芯モジュラージャックです。
説明書をみても調べてみても上からだとか前からだとか言われて、頭がこんがらがってワケがわからなくなっている人もいると思いますが(私)、こうなってます。
イメージ 6

配線図に書いた通り、2,3,6番にリード線をはんだ付けしブレッドボードに差し込む。
写真の通り必要ない1,4,5番はニッパー等で綺麗に切り飛ばします。
ショートしたら困るのでキッチリ短く切ります。
イメージ 7



全て配線が終わった全体像です。
出来上がったコンバーターのチェックに入ります。全ての配線を差込み、電源を入れます。
パイロットランプが点等します。
私は自宅での撮影ばかりなのでスカイメモRの電源はACからのスイッチング電源を使っていますので電池ボックスは写っていません。あと、写真の6極6芯モジュラージャックは秋月のものとは別のモノです。
梅沢無線電機さんで買った6芯モジュラージャック ケーブル付きです。最初からケーブルが付いているので、はんだ付けの手間が減りますし、はんだが苦手な方はこの回路で一番細かい箇所ですので、これを使うのもアリだと思います。必要ないのを切り飛ばして収縮チューブで保護するかします。
イメージ 9


写真の様に電圧を測ります。テスターをDC電圧モードにしてテスター棒の赤をプラス、黒をマイナスに。
6V近辺になっているか確認。電池ボックスだともう5.5~6Vくらい。
イメージ 10

次に電流を測ります。全ての電源が入っている状態から、電池ボックスへの配線のDCプラグを抜いて、写真のように間にテスターを入れて測ります。テスターは電流モードです。電流モードは間違った使い方をするとテスター内部のヒューズが飛びますので気をつける。私は飛ばしました。4.6ミリアンペアを差しています。パイロットランプをつけない方は、もう少し低い値になります。チェックが終わったら、DCプラグを差して、NexGuideのコントローラを操作して増速、停止をするか確認して下さい。何も押さなければ自動追尾状態になっているはずです。
スカイメモ本体に耳をあてて聞きます。凄く小さい音なのでテレビがついていると聞こえません。
イメージ 11


後は、前に書いたように、部品脱落防止の対策をするほうが良いと思います。ケースは好きなものを使います。
大きい写真の方は前に失敗作を作ったときのケースで今回のモノではないです。今回のブレッドボードの回路は説明するのに作っただけですので。
イメージ 13
100円タッパで良いのではないでしょうか。加工もしやすいです。穴あけは寸法を測りペンで下書きします。カットは初めからカッターで切らず、1.5mm位のハンドドリルで書いた線に沿って沢山の穴をあけてからカッターで切ります。切り口を丁寧に整えます。ブレッドボードの裏には両面テープがついているので利用しながら動かないように固定します。少し浮かせるのに下に下駄をはかせたり、サイドを何かで固定したりしてしっかりと固定します。
私は振動吸収と、結露対策も兼ねてこんなの買いました。外部への端子も、ケースにシッカリと固定し、リード線など突っ張らないように対策してください。
イメージ 12

以上です。
NexGudieとスカイメモRという安価な組み合わせでも、オートガイドで長時間露出が可能になれば撮影対象も広がりますし、撮影失敗の枚数も減ってくると思いますのでコンポジット枚数も増えて質のよい作品になる事が期待できますし、撮影はオートガイドに任せて星空観望も楽しめますね!
ガイド鏡を載せるので重量加算・バランス・ガイド鏡のガタなど、別の問題も出てはきますが。。。
本来のポタ赤の使い方からは既にカナリ外れてはいると思いますが、オートガイドの力を借りてガッツリ露出すれば、ポタ赤と安物鏡筒と無改造デジカメの組み合わせでこんなもの撮れたりもします。
でも極軸があっていないと意味が無いです。しっかりあわせてください。オートガイド中、NexGuideの画面にガイド星を捉えていますが、軸がズレているとガイド星もズレてきます。ただ、どちらにズレているのかわかるので、極軸の追い込みも早くなります。

敷居が高くてお金もかかる趣味ですが、最初は安価で始めたいという方にはこういうシステムもありではないでしょうか。良いかどうかは別ですが。。

天体撮影のお役に立てればと思いスカイメモRとNexGuideコンバーターの作成記事を作りました。
お互いに楽しみまょう!

ではまた。


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

Namさん

こんにちは!

ずいぶん、回路図とブレッドボードの部品配置ですが、キレイな仕上がりですね!
プロの作った製品みたいですね。

写真も見ましたが、すごすぎる!
この改造でスカイメモの追尾時間は何倍くらい性能が上がるのですか?

貧スタ

No title

貧スタさん、こんにちは!
ありがとうございます!部品の配置ですが、何度も配置しなおしているうち結構スッキリ配置することができました。まだどうにかしたい箇所もありますが、あれこれ考えながらパズルみたく配置しなおせるのでブレッドボードも楽しいですね!

写真ですが、オートガイドで追尾制度が上がった事により今までよりも長時間露出する事ができますので淡い対象の撮影もできるようになりました。また追尾に失敗する事が極端に減りましたので撮影中精神的にカナリ楽になりました^^今までノータッチガイドでは焦点距離400mmで2~3分が限界だったのが、極軸をきちっとあわせればこれくらいの焦点距離なら10分は気をもまないでイケるようになりました。ですので追尾時間では3~5倍、また失敗写真コマ数がが少なくなくなるので、実際に写真として仕上るとオートガイドの恩恵はもっと多大なメリットがありますね!
実際スカイメモで狙う対象で無いものも撮ったりしていますので、楽しみがグーンと増えました!貧スタさんのおかげです!ありがとうございます!

No title

NexGuide側のSTー4出用のオープンドレインバッファの耐圧が6.5Vでした。この土曜日に緊急の回路変更依頼の情報発信をしますので御協力願います。
貧スタ

No title

貧スタさん こんばんは!

緊急の回路変更依頼の情報の件、了解しました!
よろしくお願いします。

No title

初めまして、検索から来ました、お尋ねしたいのですが、スカイメモRは「プラス」接地ですが、スカイメモRの電源ホルダー「マイナス」とコンバーターGNDを接続するようになっています
コンバーターが極性を反転させるってのは理解できているのですが、スカイメモRのGNDである「プラス」に接続しないってのがドーモよく分かりません、ご指導頂けませんでしょうか。

No title

mes*to5*さん、こんにちは
電子工作初心者の私がご指導いただきながら作った記事と回路であり、また2年半前の事で、すっかり綺麗に頭からなくなっています。
当時は何度もテストしながら作って、今も現役で使用しているので、問題はないと思いますが、諸事項に付きましては回路図にあります注意書き通りです。
ご質問の件、スカイメモとNexguide間のコンバーターですので、電池ホルダ「マイナス」とコンバーターGNDを接続、スカイメモのプラス=GNDに接続しないという事は、先ほど回路図をたどって見てみましたが、私には問題ないと思います。mes*to5* さんのプラス接地のスカイメモ、という事で、ご質問の意図もわかりますが。回答にならずすみません。。

No title

コメント有り難うございます、お騒がせしました、ピンジャックの外側が接地されるものと信じ込んでいました、赤チャンコを着ると惚けるみたいで、トホホです。

No title

sat*s*i0*0202=mes*to5*さん、こんばんは
こちらこそ、自己解決していただきありがとうございます。
はっきり申しまして、何をどう説明すればよいか言葉が浮かびませんでした^^;;

No title

無事動作しました、「みんカラ」に拙のブログがあるのですが引用させて頂いてよろしいでしょうか。

No title

mes*to5*さん、こんばんは
ちゃんと動きましたか!動作して良かったです。私以外のスカイメモで、このコンバータが無事動いたと聞くのは初めてです。
引用の件、もちろんいいですよ
ぜひご活用下さい。
プロフィール

nam_world

Author:nam_world
namのブログへようこそ!

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2021年10月 | 11月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -


最新記事
最新コメント
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR