C8-Nのメンテと主鏡と斜鏡の固定方法

C8Nメンテナンス
久しぶりに主鏡と斜鏡の洗浄をしました。


主鏡を外してみると

結構キテました。

洗剤コシコシ


精製水で洗い流し



エアブラシで水とばし


かなーりキレイになりました。


元に戻して光軸を合わせます。
調整グッズ

タカハシのセンタリングチューブとアイピース。と、なんでしたっけ、エレクトリックシープさんで買ったキャッツアイ的な安いやつ。とレーザーコリメータ。
タカハシのセンタリングチューブとアイピースでほぼ光軸を出した後、主鏡に貼った▲マークのズレをもう一つのグッズで微調整。最後にレーザーが帰って来てるか一応確認。コリメータはずいぶん前に心出ししてます

斜鏡の調整には、マークと斜鏡全体が見やすいようにこんなの作って使っています。
こんなのへんなの(笑)

バーティノフマスクパッカーン装置のマスクづくりで使ったEPP素材で出来ています。

こんなの


へんなの


座ることも出来ます(笑)

これを

こうして


こうやります。


逆さバンザーイ(笑)


ドローチューブから見ると

バックが白くて主鏡も隠れる事から、斜鏡のセンターマーク、傾きのズレ、回転方向のズレが見やすくなります。
紙を垂らして主教を隠して作業していたのを変えただけですが、ずいぶん調整が楽になりました。

調整完了


確認のフラットを撮ってみます。

昔ながらのELパネルA3サイズ。NDフィルターで減光、セロファンで色調整、トレーシングペーパー数枚と100円ショップで200円で売ってたA3カードケース?をヤスったモノ。感電するので周りをビニールテープを回してます。若干のムラがありますが、とりあえず回転儀式でクリアさせてます。改善の余地アリです。

ELパネルを5分ほど点灯させて慣らしが終わったら、筒にのせて


電気を消して取得。

10枚をパネルを回転させながら撮りました。



では、ステライメージで等光度曲線を見てみます。












さんざん説明しておいて若干ズレてます(笑)

まぁ、そういう事で。。

余談
うちのC8Nの主鏡と斜鏡の取り付け方法はちょっと変わっています。
「良いです。」とは言えないので日記にしてませんでしたが、"私的"には良いと思っています。

主鏡の固定方法。
うちのC8-Nの主鏡には爪隠し用の輪がついておりません。
というか、爪がそもそもありません。

このまま筒に差し込んでいます。

なぜ落ちたりグラグラしないかというと

主鏡セルにセメダイン スーパーXで裏からくっつけちゃっているからです(笑)

こんな感じ

くっつけた、あるいは爪隠しの輪が無いことで星像に影響が出ているのかいないのかは分かりませんが、もうずっとコレなので問題ないのかなと思っています。
なぜこうしたのかというと、主鏡の遊びどめの爪を締める事で、もしもの主鏡圧迫の星像の歪みの心配から解放されるのが理由です。
固定の際は斜鏡とのセンターが出るように調整してくっつけました。
光軸調整ノブは調整しやすいようにホームセンターの安いのと交換。
筒を立てて置いたときにノブが邪魔になるので、ゴムの足をつけてます。
この辺は普通っぽく弄ってます。

つぎは斜鏡。
分りづらいですが、斜鏡の引きネジの部分にワッシャをかませています。


引きネジを緩めると

バネがこの位置に入っています。

穴の中にバネがすっぽり入ってます。


取り出すとこんな感じ


斜鏡の調整のキモは斜鏡のドローチューブとの向き(回転)だと思っていますが、3つの押しネジで上下の位置調整と左右の傾きを合わせて、ドローチューブとの向き(回転)を合わせ、主鏡と斜鏡を行き来し、光軸がきまったら引きネジをグイっとやりますが、最終確認すると若干修正したくなる場合があります。
引きネジを緩めてドローチューブとの回転を弄る事が多いのですが、その際引きネジを緩めすぎると、斜鏡が固定した位置から動いてしまい、ここからほんのちょっとだけ右回転。という微調整が困難になります。もう一度合わせ直す。またグイっとやって確認。やっぱりもう少し・・。
無限光軸調整(笑)
スパイダーも補強した割にヤワなのでというのもあるんですが、へたくそなので。というのがあります。
で、この位置にバネを入れる事で、引きネジを結構締めても斜鏡をつまんで押し下げるとバネの余裕の範囲で回転方向が自由になるんですね。
3つの押しネジも若干でしたらそのまま調整できます。光軸を決めたはずの若干の微調整がやりやすい。そのおかげでズレる可能性もあるんですが、修正も容易。
良いか悪いかわかりませんが、車で運んでもこの方法でズレた感じはないので私的には良いと思っています。
といか最初から弄ってしまったので、もともとこうだったのか違うのかも実のところあまり定かではありません^^;


んでわ
********************************
追記

6Dにてフラット再取得
イメージ 1
なんとなくいいとこ行ったか
いんや、股ずれ、
もとい
まだズレてる
ま、いいか(笑)




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寒波

イメージ 1


かなーりしばれそう
いや、もう外はかなーりしばれてる。

便利。ワンクリック自動撮影準備・終了システム

なんでもシステム付ければ良いってもんぢゃないんですが^^

撮影機材を常設していると、PCでの撮影の準備もだいたい毎回同じです。
なんだか自動化したくなったりしませんか?

今撮影に使っているソフトは、
撮像用のソフト APT
ガイドソフト PHD2
電動フォーカサー制御ソフト HitecDCフォーカス
天体導入・撮影対象探しソフト ステラナビゲーター
遠隔バーティノフマスクパッカーン装置ソフト ArduinoIDE

各々のソフトを立ち上げた後、ステラナビはASCOMと接続、PHDもカメラとマウントを接続してからガイドカメラの露光開始、電動フォーカーサーもアクティブに、APTはCCDの冷却開始、実際の空との同期作業など。

電動フォーカサーはAPTでもコントロールできるのですが、今使っているフォカサーでは付属のソフトが使いやすい。ステラナビもAPTで対象を導入できますので、絶対に必要でもないんですが、私のように行き当たりばったりで撮影対象を決めていない場合、何撮ろうか・・とか、どんな構図で撮ろうかとか。やはり欠かせません。
という事で現在は冷却CCDの撮影では5つのソフトを使って撮影しています。

撮影機材を変更しなければ毎回同じ。
同じ作業をさせるのはPCの得意とするところです。
それならPCが自動で準備してくれたらいいんでない?なんて考えてたんですが、
そうするには、またまた難しいプログラム的なものの能力が必要なんだろうと。
ありません^^;
お金をかければなんかありそうですが、かけたくありません^^;

だったら、またしても何か出来合いのでいいモノないかなーと探したところ、
出来合いのフリーソフトを2つ組み合わせる事で自動化できました。
作者の方、ありがとうございます。
半年ほど使ってみて問題なく便利に使えているので日記にしようと思います。

自動で準備させるには、同じ作業を手順通りトレースさせることが必要。
それはなんとなくそんなソフトがフリー(ここ重要)でありそう。

問題だと思っていたのは、各ソフトのPC上の位置。
ソフトを終了させた時の位置によって、次に立ち上げた時のPC上のソフトの位置が違う場合がある。という事。
ソフトを立ち上げた時に毎回同じ位置に、同じソフトが同じ大きさで表示できたなら、クリックする場所が毎回同じという事になる。だったら自動化出来そう。

という事で、
・ワンクリックで毎回PC上の同じ位置にソフトを移動・固定するようなソフト
・ワンクリックでマウスの動きやキーボードの入力等を記憶させたとおりに実行させるソフト
かつ、重要な事項として、プログラム的な難しいことは一切なし。とにかく簡単に出来る事。
そしてお金のかからない事。
この条件で、出来合いのソフトを探し組み合わせて簡単に自動化させる事が出来ました^^
なので、誰でも出来ます^^

分かりやすいように動画を作ってみました。
字幕を貼ってますのでよろしかったら字幕をオンにしてみてみてみてみてください。
iphoneから作業させています。
iphoneからでなくて良いのですが、画面の録画が簡単にできたので。
下の動画は、別のアプリでスマートコンセントにて赤道儀・カメラ等の電源を外出先から遠隔で入れるところから始まっています。
リモートデスクトップでメインPCにアクセスしたあと、自動撮影準備が始まります。

終了作業もPCにやってもらいます。
ワンクリックで各々のソフトと機器の接続を終了して閉じます。
PHD2や、ステラナビゲーターの接続を解除せずにバッテンしてしまってエラーになるなどのミスも無くなります。

マウスやキーボードの入力などを記憶して、同じ作業を再生してくれるソフト

UWSC


複数のソフトを一括起動させて、各ソフトの画面上の大きさと位置合わせを自動、またはワンクリックでやってくれるソフト

ウィンドウ位置記憶プログラム


このソフトを組み合わせています。
UWSCで記憶した作業の中に、ウィンドウ位置記憶プログラムの機能の「一括起動」と「位置合わせ」も記憶させ、ソフトの位置決めと自動作業を混ぜて自動化するといった具合です。

動画はチャリンコハウスを閉めている状態での自動撮影準備ですが、
あらかじめオープンしている時は、筒を自由に動かす事が出来るので、閉めている時の手順の後に追加して、
APTによる実際の空との同期までやってもらうという別の手順も用意して、撮影対象が決まっていれば、自分の作業としてはAPTに座標を入力するのみでGoto~、なんてことも。

PCから屋根が遠隔で自動パッカーン出来て、またAPTのスクリプトと組み合わせれば、ほぼ完全自動撮影なんてのも夢じゃなさそうです。UWSCは自分でスクリプトを書いて作業させることも出来るようなので、もっと見栄えよく、それっぽい自動化も出来そうです。私は遠慮しますが^^;

自分の撮影スタイルに合わせて必要な作業の分だけ簡単に自動化できますので、アイデア次第でエロエロと出来そうですね!

作業を自動化させるのは簡単なんですが、ちょっとした工夫も必要なので、次回に。

チャレンジしてみる方、自動で準備させてみたけど、
筒がもげた。
とか、自己責任でお願いします^^

んでわ


M81,82

20190205.jpg
2019.01.29 M81,82
鏡筒:ビクセンR200SS+コレクターPH
カメラ:SBIG ST8300M(ー35度)
フィルター:IDAS LPS-V3
L:10分×20枚
RGB:FSQ85EDの2012年撮影のブログに貼ってたjpeg画像を拝借
ピント:HitecDCFocus
赤道儀:Kenko EQ6Pro
ガイド:orion162mm(D50mm)+QHY5L2M+PHD2
撮影場所:自宅庭チャリンコハウス観測所

RGBも撮ったんですけど、被っちゃって処理する気持ち萎え萎えで。
自宅撮影M81,82周辺と新年ご挨拶の日記に貼ってあったbaby-Qで撮ったjpeg画像を自分のブログからダウンロードして無理くりLRGB合成しました^^;;
ちなみに2年以上過去の生データは破棄してなにもありません^^

まったく普通の感じの画像ですが、

久しぶりのM81と82。

普通で良し^^

んでわ






チャリンコハウス観測所屋根保護シート張り替え

チャリンコハウスの屋根に被せてあるアルミシートがボロボロになって来てたので張り替えました。

屋根に積もった雪をおろす時にスコップを引っ掛けたりしてボロボロになります。
イメージ 1

アストロショップダイソー。
大きいのが在庫切れしている時があるので、売ってる時に大人買いしてあります。
イメージ 2

張り替え中
以前はハトメを使って取り付けてたのですが、アルミテープで補強する方式に変更しています。
イメージ 3

こんなアルミテープ。しっかりくっつきます
イメージ 4

裏にも回して補強
穴開けて園芸用ワイヤーを通して取り付け
イメージ 5

出来上がり
イメージ 6

雪がとけて春になった5月の連休頃に1回、夏場の紫外線でボソボソになってきた秋に1回、今時に1回、年3回くらい取り換えます。
園芸用ワイヤーは使いまわしです。

夏場の紫外線天幕保護、ハウス内温度上昇対策、湿度対策、結露対策、
効果絶倫。

作業時間20分
年間費用@100円×2枚×3回=600円。

安し^^

んでわ










シャコタン


夕べ帰宅しようと会社を出て車をみたら、今日はなんだかいつもと雰囲気が違うなとなと思いながらも(どちらかというとカッケー感じ)外灯の反射の具合かなくらいであまり考えず車を走らせました。

しばらくしてエアサスのレベル調整ランプが付きっぱなしなのに気づき、そのうち車高異常警告ランプが付いて一気にホットロッド状態、しかも左前だけ(笑)

なんとか家に到着しました。

サス3巻きカットぐらいの乗り心地で久しぶりに楽しかったです。

今朝、もう一度試しにエンジンをかけてエアサスをリフトアップして、左前のタイヤ付近に耳を近づけてみると
「シューーーーッ」
エアー漏れの音がしました。ガーン。

修理代が怖い。
私も冷やしCMOSいっちゃおーかなーなんての想いも儚し。

左フロント フェンダー指ギリギリ入ります。懐かしい感じです(笑)
イメージ 1

だけど、見栄えは良くなりました(笑)
イメージ 2

イメージ 3

傾いてます(笑)
イメージ 4


どないしよー 泣



んでわ


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