InkbirdワイヤレスBluetooth温度・湿度計

先日のチャリンコハウス観測所日記を書いてから、屋外とチャリンコハウス内では温度・湿度が本当はいったいどれくらい違うのか非常に気になってきました。

温度と湿度の記録ができる超お手軽なやつ何かないかと探したら、あっというまに見つかりました。

イメージ 1
                                         

試しに2つ仕入れ、先ほど届きました。
イメージ 2

ザ・開封
イメージ 3

こんなの。かなーり小さいです
イメージ 4

ボタン電池CR2032 1個で動くよう。電池2個入りです。親切。
イメージ 5


説明書のQRコードからiphoneのアプリをダウンロードして
アッという間に2個とも接続完了。
2つ買ったうち1つは画面上側のOutdoorという名前にして外の車の中に置いてきました。もう一つは下側のインドアという名前にしたのは室内で手元にあります。
イメージ 6


設定画面。
サンプリングは10秒から30分間隔で設定できるよう。
温度・湿度それぞれのアラート設定など。
イメージ 7


ひとまず10秒間隔でデータを取ってみました。
折れ線・棒グラフ表示ができます。

温度の推移グラフ
イメージ 8



こちらは温度の分布グラフ
イメージ 9



こちらは湿度
イメージ 11



ログテータをCSVファイルでエクスポートも出来る。
iphoneでgoogleドライブに保存してPCのエクセルで開いてみました。

イメージ 10

んー、安いわりにいろいろ出来ていいんでないかい?
アマゾンレビューでは、電池は2か月くらい持つらしいけど、まだ使ってないのでわかりません。また、計測精度も不明ですが、恐ろしく違うこともないでしょう。
表示値の補正もできるようですし、Bluetooth接続で検知範囲障害物なして50メートル(えー?)なので自宅からそれぞれ気軽にチェックできそう。

良さそうなのでもう1個買って、屋外とチャリンコハウス観測所内とチャリンコハウス内に設置してあるC8-Nの筒の中にぶっこんでデータ取ってみようかと。

湿度満開なら、チャリンコハウス観測所、撤去か(笑)

んでわ








スポンサーサイト



庭に作ったチャリンコハウス観測所

3か月くらい日記を書いていないのですが、5ヵ月分くらい書いておきます(笑)
暇を見つけてちょこちょこ書いてたのですが、だらだら締まりなく長くなるばかりなので、というかなってしまいましたが一話完結で解説補完の為の写真満載で日記にしておきます。

1年前に庭に作った天体撮影の為の自作観測所について。
直ぐに吹っ飛んでいったり雪で潰れたりしてはこっ恥ずかしいので、1年ほど様子みてましたが大丈夫なようなので日記にしておきます。
ゴッドハンドさんには見せろ見せろと言われていましたが、お見せするほどのものでないので...というのが正直なところですが、やっと公開、正体はザ・チャリンコハウス観測所です(笑)

昨年のお盆に、以前から庭に常設してあった赤道儀の保管方法をチャリンコハウスによる建屋保管方式に変更しました。
以前のゴミ箱かぶせ方式の常設の様子 2017年7月撮影

ゴミ箱かぶせ方式では、赤道儀は常設なので極軸を合わせる手間が省け楽なんですけど、筒は毎回脱着でした。筒をのっけて電源関係を用意して接続して乾燥空気チューブを差し込んだりアライメントしなおしたり。
やんやと出撃していたころは当然現地で設置設定ですのでなんの苦でもなかったんですが、自宅撮影に徹してくると、電源ボタンひとつ押す事すら億劫になってきます(笑)
しかもここの地は夏場の夜はほぼ晴れなく、冬の夜はほとんど晴れ。で、放射冷却満開で超冷え冷え。自宅内でリモート撮影するのに慣れてくると設置撤収の寒さに耐えられない。

という事で短時間で撮影撤収するために、スライディングルーフ式観測所を買う検討(本当は全然検討してない)、物置改造型スライディングルーフ式観測所を自作するとか(こちらは数年前から検討していた)のですが、あまり大げさにもしたくないのもありで、チャリンコハウスで作ってみたところです。

◆天体撮影設備常設用チャリンコハウスの選定
どんなのが良いか検討するにastroショップジョイフルなどホームセンターを徘徊していたのですが、安いのは幕がブルーシート素材みたいで、どうも紫外線などによる風化が著しいようだし、アルミフレームもちょっと華奢なよう。展示品をみても幕がボロボロになっているのを見るとやめた方がよさそうでした。
地元のもうひとつのホームセンターastroショップホーマックに行くと、厚手の幕で、わりとしっかりしてそうなサイクルハウスを見つけました。となりに安いのと並んでいたのですが、幕の劣化状態は雲泥の差だったので、ちょっと奢って高めのやつを選びました。
ものはコレ



この製品は大中小あり、ハウス内での整備等を考えると大きい方が良かったのですが、在庫が置いて無く。大きいのを取り寄せて作ったわいいけどダメだったわ、ではシャレにならないし、思い立ったらすぐやりたい衝動はどうにも止められなく。
という事で、とりあえず2台用の小さいタイプの在庫品を購入しました。内寸幅が700~800mm程度なので収納はギリギリですが、撮影機材1台ならPC置き場・備品箱なども置けるくらいで、いちおう観測所と言えなくもない、くらいの大きさでもあります。

◆開閉方法の検討
当初はチャリンコハウス本体をスライドさせる方式で作ったのですが、ここは北海道。雪問題と雪が解けてしばれて動かなくなることも予想され、作戦変更して片方の土台のアルミフレームを軸として片側を跳ね上げるパッカンオープン式にしました。

2017年8月時の様子

こんなの
イメージ 1

イメージ 3

チャックオープン
イメージ 4

で、パッカーン
イメージ 2
跳ね上げパッカンオープン方式 パッカーン
イメージ 5
跳ね上げ方式では、跳ね上げたハウス本体が邪魔で撮影範囲が狭くなるワケですが、撮れない方角は南中過ぎから西の空。どのみち南中から西側は光害がひどく撮影できないし、跳ね上げたハウスで隣接する道路にある街灯の光避けと、西風が強いので風対策にもなるし、と言い訳を考えてこちらの方が良策とし現在に至ります。

C8-Nを立てて収納すると天幕までギリギリ。今は擬木を2段にしてかさ上げして高さを上げています。筒の収納方向も横向き収納としています。
イメージ 9

◆設置場所と基礎
写真の通りですが、設置する場所は庭のインターロッキングの場所しかないので土間を打つようなことは無しで。
問題はチャリンコハウスを固定するための基礎をどうするかです。風で飛んではシャレにならないので強固にしたいですが、基礎を打ってしまうのはチャリンコ観測所が失敗したとき取り返しがつかないし拡張性もないし天体撮影をやめた時の解体も大変だということで、庭造り用の枕木風のコンクリート製の擬木を配置し基礎としました。長いのは1本40キロ以上あるので、まず基礎もろとも飛んでいく心配はなさそうです。

擬木に振動ドリルで穴を開け開閉できるように配管留め金具を買ってきてハウスの片方の土台フレームを押さえ、コンクリートビスでネジ止めしました。
イメージ 6
開ける方側の写真がありませんが、今は変更したので後で貼ります。

◆跳ね上げ方式のチャリンコハウスの強化など
機材1台ならオープンする際写真の通りハウスの土台フレームは邪魔にならないのですが、2台の赤道儀を常設させる上で問題となったのは、跳ね上げた時に土台のフレームが鏡筒・赤道儀に当たってしまいオープン出来ない。
ただでさえ華奢なフレームなのに、アルミのフレーム1か所を取らなければりませんでした。強度が下がり下手すると崩壊する可能性があります。
そこで補強対策をいろいろとやったのですが、現在は、外したフレームを途中に取り付け強度を確保する事で対応しました。今のところ大丈夫そうです。
文字で書いてもアレなので下にまとめて写真を貼ります。

◆チャリンコハウスを閉めている時の固定方法
パッカンできるのは良いけれど、開閉する機構により固定が甘く、風で飛んでしまったりしては大変なことになります。閉めている時にどのように固定しておくのが良いか考えました。ガッチリやる方法はいくらでもありそうですが、容易にパッカン出来ないと、開ける事すらしなくなりそうです。(汗
目標は1分以内にパッカンオープン、撤収も1分以内です。
結果2分くらいで撮影撤収できるくらいにはなりました。

◆チャリンコハウスを開けている時(撮影・観測)時の固定方法
室内で調子にのってリモート撮影している時、想定外の強風でパッカンオープンしているチャリンコハウスが閉まってしまい、全部ぶっ壊れるのはヤバい。と、隣にあるカーポートに、跳ね上げたハウスを念のためにロープで固定していましたが、10m程度の風でも閉まることが無い事を確認したので現在はオープン時の固定は無しとしています。

◆雨漏り・湿気・結露・暑さ対策
チャリンコハウスで観測所を作るにおいてまず問題になりそうなのは湿気・結露・雨漏り、夏場の暑さでしょうか。
ずっと構想はしていたものの、今一つ行動に踏み切れなかった理由がこれです。
・雨漏り対策
雨漏りですが、この厚手のチャリンコハウスならまず問題はなさそうで、1年経った今でも問題なしです。
いちおう雨漏りが心配だったので、設置当初はチャリンコ用カバーを買って保険として被せてました。
が、問題なく。最初の数回かけてましたが今は使っていません。

今は使っていない雨漏り保険用のチャリンコカバー
イメージ 7

イメージ 8

・結露対策
次に結露対策ですが、アルミのフレームが結露りそうでした。
ここはastroショップダイソーの出番です。
配管用の保温材がザ・100円で売っていたので1000円分くらい買ってきて全フレームに被せてやりました。

フレームにザ・配管保温材を巻いた様子
イメージ 10

ザ・保温材を巻く前はやはり結露があり、水滴が赤道儀・カメラなどに垂れるとヤバそうでした。が、これを巻いたあとは結露無し心配無しです。ザ・いい買い物でした(笑)



・湿気・暑さ対策
観測所内の下から上がってくる湿気は、インターロッキングの上に設置したので問題なさそうです。
また、自宅横の道路側に勾配が付いているので、雨の日でも観測所内に溜まることはなくよさそう。

ただ、チャリンコハウスを使うにあたりここが問題だろうと思ったとおりで、幕の外からなのか、結露なのかよくわからないんですが幕内側全体が夜に夜露が付いたように湿気ってしまい、明らか機材に良くなさそうでした。
また、夏の暑さによるハウス内の温度上昇。
実際作ってみて様子を見ていると、チャリンコハウス観測所は想定通り、夜露系も暑さ系もヤバそうでした。
そこで、またここはザastroショップダイソーさんに助けを求めにいきました。
物色して対策してみたのが、ザ100円2枚の保温シートです。
これを同ショップにあったザ・ハトメと園芸用のザ・ワイヤーを使い、チャリンコハウスの天幕に被せてみました。

2017年9月
ザ・保温シート1600×900mm2枚を天幕に被せた様子
イメージ 11

そしてパッカーン(笑)
イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14
なんとこのザ・保温シートが大正解で、不思議なくらい幕内に露が付かなくなり、夏の暑い日も驚くほど室内が暑くなりません。また、ハウスの下側が開いていることもあり、湿気も暑さもずっとこもっているという事は無いようで、一応ハウス内に温度計と湿度計を設置していますが、チャリンコハウスが故で。の問題は解決できたと思いたい。というところです。
とは言っても、常設用の筒は万が一の時にもあきらめがつくC8-NかR200SSで、Bayby-Qはもちろん屋内防湿庫保管です。(笑)
休日の日中の暇なとき、いちおパッカーンして日向ぼっこをさせています。

電源・リモート関係
撮影用のPC2台、乾燥空気送風装置などは隣の物置に設置し、電源、LANケーブル、乾燥空気送風用のチューブは、物置の床を穿孔して埋設管を使いチャリンコ観測所まで引き込みました。
イメージ 15
自宅内からリモート撮影をするのですが、wifiよりは有線の方が良いだろうと、自宅ルーターから物置まで15mほどLANケーブルを配管を使い、物置に設置したHUBへ繋ぎました。
全ての電源のオンオフはリモートコンセントを使い、iphoneから起動停止していますので、基本、チャリンコハウスの開閉のみ手動で、その他はリモートですのでだいぶん楽になりました。スティックPCとミニPCはwake on lan機能が無い為、省電力という事もあり365日電源入れっぱなしです。
念のため、筒の中の湿気対策にフードだけは毎回取り外して、筒の中に乾燥剤をぶっこんでカバーで密閉しています。夏場の蜘蛛の巣対策でもあります。
今は2台の赤道儀常設はやめて、撮影も良いけれど眼視もいいよね!と、1台をLX200-25に替えて、たまに覗いています。けど、毎年の事ですが4月から9月中くらいまで夜はほぼ晴れないのほとんど使っていません、、
ただ庭の邪魔者になっています。(笑)

という事で1年経っての日記で書きましたが、自分で読んでも全くまとまっておらず要点も良くわかりません(笑)
経過の写真を貼っておきます。

2017年9月の写真から
物置からの配線関係を埋設管を使ってハウスに引き込んでる様子
天幕の上にザ・保温シートをかぶせる作業中のようです。
イメージ 16

自宅内から花畑コーナーを経由してLANケーブルを物置に配線している様子
イメージ 17

配管を埋めて完了
イメージ 18

ハウス側から。物置の床を穿孔してチャリンコハウス内の電源ボックスに引き込んでいます。
イメージ 19

現在の物置内のオペレーションコーナーの様子です。殺風景ですが。
イメージ 43
2台の赤道儀それぞれにPC1台ずつを割り当て、自宅内で別のPC1台にてそれぞれにリモート接続して撮影してますが、ハウスの隣にあるこの物置の中でも直接操作できるようにしています。ここで操作すると本物の観測所で撮影している気分が出ます(笑)
赤道儀とPCは5mのリピーターケーブル2本をハウスまで引き込んで接続してます。
が、物置内でもハウス内でもどちらにでもPCを置けるようにLANケーブルをハウスに配線し写真にあるHUBに繋いでいて、現在は小型PCをチャリンコハウスの中に配置しています。
乾燥空気送風装置は物置内に置いてあり、チューブ2本をハウス内に引き込んでいます。ハウスまでのチューブが長いので風量は落ちそうですが、基本物置の方が湿度は低いと思い、ここの方がハウスに置くよりシリカゲルの持ちが数段良いだろうとこのようにしています。

リモートコンセント
イメージ 44
ipohneから3系統の電源をオンオフできるスマートコンセントです。
赤道儀を含む撮影機材2台分と乾燥空気送風装置を遠隔でオンオフできるようにしています。ハウス内にこの遠隔操作電源2系統と常時電源を1系統配線しています。

2018年3月の様子
雪です。ヤバいです。スライド式から変更して正解です。
イメージ 20

除雪後の様子
イメージ 21

雪で傾いたか(笑)
イメージ 22

2018年3月18日の様子
2台体制にしています。ハウスの長さは1800mm程度なので、C8-NとR200SSでの同時撮影では、うまく筒を自動導入しないと筒同士がぶつかります(汗
また、手前側の赤道儀の筒は外さないとハウスが閉まりません。
大きい方のハウスなら幅が広いので大丈夫だと思います。
イメージ 23

イメージ 24

電源はACにしています。
電源収納ボックスの上にELパネルが置いてあります。
イメージ 25

パッカンする軸フレームの固定は当初3か所から5か所に変更しています。
イメージ 26

最近2018年8月19日の様子
イメージ 40

はい、パッカーン。
今は1台の赤道儀をLX200-25と交換して眼視したりしています。
イメージ 27


イメージ 28

イメージ 29

2台体制用にフレーム一本を外しています。
閉めた時に基礎に留める金具をastroショップホーマックで買ってサイドフレームに付けています。
イメージ 30

擬木につけた金具の穴に、サイドフレームに付けた金具に取り付けてあるボルトを通して
イメージ 31

蝶ネジで留めています。
イメージ 32

台風等の暴風対策のために一応チャリンコハウスに付いてきた紐で擬木に留めるようにもしています。
イメージ 36

外したフレームをこの位置に変更して取付け、強度を確保しています。
イメージ 33

こんなふうに留めています
イメージ 34

同じく。パイプの端の口が幕に当たり破ける恐れがあるのでパイプの端っこに保護材を付けて破れ防止対策をしています。ビニールテープで巻いただけですが(笑)
イメージ 35

C8-N収納時の様子
EQ6ProはEQMODでコントロールしていて、撮影終了後のホームポジションをこの位置に変更していますので終了コマンドを送ると一発でこの位置に戻ります。
なんかカッケー(笑)
イメージ 37

余裕はあまりないですが、問題もないです。
イメージ 38

温度計と湿度計
イメージ 39

2018年8月25日の様子
2日にわたり結構な雨が降りました。
イメージ 41

中の様子です。端の方に雨が侵入していますが中の方は乾燥しています。
イメージ 42


超まとまりないですが、異常、もとい以上チャリンコハウス観測所のご紹介日記でした。

んでわ


プロフィール

nam_world

Author:nam_world
namのブログへようこそ!

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2018年08月 | 09月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


最新記事
最新コメント
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR