1枚画像処理と

タイトル、どうしたらいいのかわかりません^^;
一枚で処理したから見てね~!というわけでもないのです。

前回6枚コンポジットで処理したのを霧の影響がいちばん少ない元画像10分1枚を使って画像処理してみたので貼っておきます。べつに今回のがいいとか前回のがいいとか、何か意図して処理したとかでもなく、なんとなく画像を開いて弄っていたら処理が進んでしまったので載せてみた。という事なのですけど^^;
イメージ 1
M8
Central DS ASTRO60D ISO800 10分×1枚 
FSQ-85ED f450mm F5.3 画像処理ソフト:PScs5のみ ダーク・フラット無し
2分の一縮小後M8を中心にトリミング
 
で終わってしまうのもアレなので、前回の処理との大きな違いをまとめてみるとともに、処理内容、元画像と処理後の画像についてと、本題として今回の画像処理で書きたくなったこと、など書いてみようと思います。
 
まず前回処理とのおおまかな違い
1)元画像枚数(露出時間)
前回→10分6枚(総露出時間60分)をコンポジット
今回→10分1枚のみ
 
2)ダーク・フラット
前回→ダーク・フラット処理あり
今回→ダーク・フラット処理なし
 
3)使用ソフト
前回→DNGコンバーター→RAP2→CCDstack2→ステライメージ7→フォトショップCS5
今回→フォトショップCS5のみ
 
次に処理内容です。
前回は
■RAP2
ダーク・フラット(周辺減光)処理
adbeDNGコンバーターでDNGファイルに変換後、
ダーク補正は当日現地取得したダークフレーム8枚でダーク補正
フラット(周辺減光)補正は当日現地取得したRGBそれぞれの輝度に合わせたフラットフレーム・フラットダークフレームを8枚ずつ取得しベイヤーマージでフラット画像を作成し補正

■CCDstack2
ノーマライズ後コンポジット(加算平均)

■ステライメージ7
レベル調整・カブリ補正後、デジタル現像
デジタル現像時に色彩強調マスクRGBともSで色彩強調処理(ガンマ調整2、エッジ0.3)
バックグラウンドスムーず

■フォトショップCS5
ブリッジ→CameraRAWで開き輝度ノイズ(4)・カラーノイズ(28)低減
フラット再補正(周辺減光・カブリ)、色調補正、RGBそれぞれコントラスト調整、星雲強調・色合い調整(マスク処理)、彩度調整、ノイズ低減(マスク処理)、ローコントラスト処理、シャープ処理
 
今回は
■フォトショップCS5
CameraRAW時
ノイズ(4)・カラーノイズ(40)低減、周辺減光補正
cs5時
前回との違い→シャープ処理無し
 
抜けてるところがあるかもですが、こんな感じです。
 
処理後の画像についても書こうと思いましたが、元画像がもう少し良く撮れた時に書きたいと思います。
うんぬん書く出来栄えでもない感じがします。
 
ざっと書くと、
元画像はスケアリング調整しつつも、4隅の一か所がなかなか良くならず。
調整のためにカメラマウントに3Mのテープ2枚ほど(80ミクロンくらいですか)重ねて貼りたい個所があるのですが、1枚でキツキツで貼れませんー。マウントをバラすか他の方法か。
 
画像処理のいちばんのダメはと言えば前回のは全くもってノイズ処理失敗だと思います。
使ったことのないSI7でのバックグラウンドスムーズを使いました。
使うなら加減をもっとみるか、最大値+マスクをかけるのが良いか。
 
あとは今回の画像処理をして書きたくなったこと。
ですけど、自分の画像処理の事だけでなく輝星の飽和(マスク処理)についてです。
今回フォトショップのみを使っみて、それで書こうと思いました。
 
というのは、今回と前回の処理とのいちばんの違いはsi7でのデジタル現像をしているかしていないか。
だと思います。
 
ステライメージのデジタル現像は使い方によってはとても良いモノだと思い自分もほとんど使っているのですけど、使い方によって副作用というか、弊害というかがあると思います。
強調処理において星が飽和しきって肥大してしまった星で画像がうるさくならないようにしたいという思いがあると思います。デジタル現像はその点でも良い機能だと思うのですが、気を付けて使わないと画像の輝星の中心部分が飽和していない画像になります。輝星の中心部分は真っ白(255,255,255)に飽和しているはずですが、そうなっていない処理画像を見かけることがあります。
っていう自分も、ともするとそういう画像を作ったりして後で気づいたりする事があり気を付けているのですけど。
 
問題だと思うのは、そういう画像がたまに天文雑誌に掲載されているのを見かけたりする事です。
一見良い感じに見えるのですけど、天体画像の基本として誤りだと思います。
(と思っているのですけど、そうでなかったらごめんなさい)
 
全然非難とかしているワケではないのですけど、私のように天体写真を始めたばかりの人もたくさんベンチマークとして見たりすると思うので、気をつけた方が良いのでは。とずっと思っていたこともあり、今回書きました。
 
使用している機材、ソフトで出来栄えなどそれぞれ違いがあると思います。
撮影が、画像処理が、得意得意でないとかも人それぞれだと思います。
けど、基本的な事は変わらないものがあるのでは、と思います。
星を隅々まで丸く写す、せっかく撮った写真を美しく表現するスキル等はおいおい詰めていくとして、
いちぱんの基本さえ押さえていれば、あとはどうでも良いのではないかとも思っています。
 
1.元画像ならピントと構図。
1.画像処理ではデジタル現像等のマスク処理によるこの事。
 
誰でもどんな機材・ソフトでもできる基本的なこと、自分も気を付けたいと思います。
 
時間が迫って走り書きしました。
自分が出来ているからとかでもなく、棚に上げて書きました。
また、読んでいただいた方、まとまらずでごめんなさい。
 
ではまた。
 
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郵送

 
イメージ 1
 
先日、書類を郵便ポストに投函しました。
 
切手を全く貼っていませんでした(笑)
 
 
 
 
いちおう切手は買っていたのですけど
イメージ 2
 
 
速達で送りなおしました。
 
したっけー
 

パンク

イメージ 1


遅刻した(*_*)

M8,M20

イメージ 1

2013.07.11 23:27~ いて座 M8三裂星雲,M20 三裂星雲
Central DS ASTRO60D(EOS60D改造機 冷却-14℃)
ISO800 10分×6枚 total60分
Takahashi FSQ-85ED f450mm F5.3
Vixen SXP赤道儀 50mmガイド鏡+SSAG+PHD
RAP2,CCDstack2,SI7,PScs5
北海道幕別町 日新

前回からの全景です。

正直、この領域の画像処理は私には難しい、です。
 

三分の一縮小はこちら

ではまた。

M20三裂星雲

 
イメージ 1
2013.07.11 23:27~ いて座 M20 三裂星雲
Central DS ASTRO60D(EOS60D改造機 冷却-14℃)
ISO800 10分×6枚 total60分
Takahashi FSQ-85ED f450mm F5.3
Vixen SXP赤道儀 50mmガイド鏡+SSAG+PHD
RAP2,CCDstack2,SI7,PScs5
M20とM21をトリミング
北海道幕別町 日新
 
三裂星雲M20と散開星団M21を切り出してみました。
 
ではまた。
 

M8干潟星雲を撮影

イメージ 1
 
2013.07.11 23:27~ いて座 M8干潟星雲
Central DS ASTRO60D(EOS60D改造機 冷却-14℃) ISO800 10分×6枚 total60分
Takahashi FSQ-85ED f450mm F5.3 
Vixen SXP赤道儀 50mmガイド鏡+SSAG+PHD RAP2,SI7,PScs5 北海道幕別町 日新


この日は霧の立ち込める中での撮影だった。
確かに濃霧注意報は出ていた。自宅を出る時はまるでそんな感じではなかったのだが、いつもの撮影場所に近づくに連れ白い霧が出はじめ、到着した時そこは既に濃い霧で覆われてた。確認後すぐに車のシフトをリバースに入れ、来た道を少し戻ると霧は晴れている。また少し走ると霧・・。どうも少し凹んだ場所が霧だまりとなり、あちらこちら漂っているようだ。断続的に視界を遮る白い気体の帯をくぐりながら車を走らせた。以前わし星雲を撮影した場所に行ってみた。するとそこは綺麗に晴れていた。遠く点在する外灯達は黄色や青にぼんやりと霞んだあかりを灯してはいるが。・・ここで撮ろうか。車のエンジンを止めドアを開け、湿気混じりの涼しい空気を身体いっぱいに取り込んだ。

虫たちの奏でる賑やかな声と心地よい静けさ。ソラを見上げ、久しぶりによく見える夏の天の川を撮影機材のセットもせず眺めた。カシオペアのあたりから射手座のあたり太く濃く伸びながら宇宙を分断する星の海原。そしてそれが南の霧に飲み込まれる様子を静かに暫らく見ていた。綺麗な夜空だから見入っていたのもあるが、撮影機材をセットしたところでおそらくはこの場所もそう遠くない時間に霧に覆われてしまうのは容易に想像がついた。毎度の設置撤収練習はもういい。帰ろうか。いや、しばらく様子をみよう。ここ北海道十勝地方は夏の夜は滅多に晴れない。しかも平日しか出撃できない身としては南の夏物は今日が最後の撮影になるかもしれない。一応撮影に入れるよう温度順応の為Baby-Qを車外に。そして双眼鏡をトランクから取り出し三脚に取り付けた。

滅多にお目にかかることができない南の太く濃い場所へツァイスを向ける。淡くもしっかりとした趣きのM8・M20。バンビの横顔の青く白く黄色く輝く美しい星粒。静かに呼吸をしながら観る。少し上に向けるとM16M17が視野に入った。天頂付近アルビレオから北アメリカ、北の空二重星団、M31までぐるり星空散策。改めて普段写真に写すソラの姿をじっくりと自分の心に写すのもいいと思った。

暫らく散策するも一向に遠くに霞む霧は押し寄せてこない。機材をセットした。対象は先ほどまで肉眼で楽しませてもらったM8、M20。23時過ぎに撮影準備完了した。構図を決めてピントを出す。昨年は横図で撮影したので今回は縦構図。主焦点撮影450mmAPS-Cでは猫の手までは入らない。少し迷いながら構図した。薄明開始は01時45分頃。一点集中で2時間以上撮影できる。冷却開始。ISOは800、10分16枚をセットし23時30分頃露光を開始した。が・・。30分も経たず一気に霧が押し寄せ、あとは想像のとおり。
オデコのヘッドライドを付けるとまるで霧雨が降っているかのごとく。さっきまで遠く綺麗な淡色で滲んでいた外灯の灯りはもう見えなく、辺りは深い霧で覆われ真っ白かつ真っ黒。おかしな表現だが真っ白で真っ黒だった。ここは市街地から10分の場所で光害がかなりある場所なのだが、霧のおかげでとても暗くなった。そして湿気と冷気・・。まるで何か未だかつて見たことのないモノにでもお目にかかるのではないかという雰囲気だった。いつも一人で撮影しているのだが、いつもはそれがいろいろなモノを忘れられる落ち着くひと時なのだか、この日は誰かいてもいいかも。と思ったりもした。周りはそんな状況なのだが、ソラに目をやると霧の向こうに天の川が見える。ハッキリとではないがそらし目で見ればちゃんと立派なその姿を見ることができた。とても不思議な光景だった。だからそんな濃霧の中でも写真を撮ると写る。決して良い写りではないものの写った。カメラがあっと言う間にベチョベチョになったのでカバーをかけたり忙しかったが。
そんな中で撮影したM8。450mmでの撮影なのでM8、M20とセットで撮影したのだが、今回はトリミングの上日記にした。

たまにこんな書き方になるのは、前にも思ったのだが、
特に書く事がなったりするから、だったりする。(^^;

また、撮った写真をあれが良くなかったこれが失敗だったと自分の下手を言い訳しながら実はフォローして
あげくに大自然が俺のいう事を聞いてくれない。と書いてばかりいても、なんだか・・・と思ったりもする。


ではまた~


ハート星雲


イメージ 1
2013.07.15 01:28~ 
ペルセウス座 IC1805 ハート星雲
Central DS ASTRO60D(EOS60D改造機 冷却ナシ) ISO1600 7分×4 total28分
Takahashi FSQ-85ED (450mm F5.3) IDAS LPS-V3FFフィルター
Kenko SEⅡ赤道儀 50mmガイド鏡+SSAG+PHD RAP2,SI7,PScs5 北海道音更町 自宅庭


を撮影。というより、写った。の方が近い気がします。
画像処理したというより、ひねり潰したの方が近い気もします。
空が白すぎます、良い空は冬まで我慢か。

ダーク、フラット・フラットダークは各一枚。
あげくに冷却デジカメを冷却するのも忘れました^^;

元画像 F5.3 V3FFで7分は露光不足でした。10分くらいか。イメージ 2


普通の二重星団も撮りました。双眼鏡で覗いたら綺麗だったので。
イメージ 3


同じく2013.07.15 0:46~
Baby-Q 主焦点 60D冷却ナシ ISO6400 1分×2枚 totla2分 V3FF se2赤道儀ノータッチ

では~



網状星雲を撮影

イメージ 3
2013.07.07 11:58~はくちょう座 網状星雲 東側 NGC6992
SBIG ST-8300M(冷却-5度) L5分×12枚 RG5分×2枚 B5分×4枚 total1時間40分
Takahashi FSQ-85ED f450mm F5.3 kenko se2赤道儀 SSAG 50mmガイド鏡 北海道 音更町 自宅撮影
Si7、PScs5 2分の一縮小後 トリミング
 
7月7日、晴れ。
晴れる日が滅多にない中にもかかわらず、希望としてBaby-Q主焦点4枚モザイクの中の一枚を撮影しました。
完成形はこんなです。
イメージ 1
(㈱アストロアーツ ステラナビゲーターVer.9より )
 
なんですけど、、この画像、撮影時は周辺減光だと思っていた中央付近が明るく見えてるのって
イメージ 2
Lのみ
 
結露ですよねー、元画像全部がこうなっています。
 
モザイクも、楽しみにしてたこのN6992の写真も残念でした。
と言っててもしょうがないので、面倒な周辺のカブリ補正などはやめて星雲部分をトリミングし、ぐわっと処理しました。
つっこみどころ満載の写真となりましたけど、自宅からこんだけ撮れるのは素直にすごいと思います、冷却モノクロCCD。
 
上のモノクロ画像2分の一縮小はこちら
 
上のカラー画像の等倍はこちら
 
 
昨年の自宅撮影は(EosKissX2+V3FF Baby-Q)
 
同じく昨年出撃したときのは(astro60D Baby-Q)
 
 
ではまた。
 

夏のPocky

 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
一気にいくのも
またいとを(お)かし
 
^^
ではまたー
 

夕焼け

綺麗なのは久しぶりだ

イメージ 1

事務所からiPhone5
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