2011.01.19ちょっとだけ足を伸ばして天体撮影
夕べも出かけてきました。
明日から天気が崩れるようだ。夕べは晴れてはいるが、ちょっと眠い感じの空であった。おまけに西の空から雲が沸いてきたので、時機に雲に覆われるな。と一度はやめたのだか、22時頃外に出てみるとその雲はなくなっていた。今日を逃すと暫くは撮れなさそうなのでちょっと遅いが23時頃出発した。今回は少し離れたところに行ってみた。といっても家から30キロ強の場所でいつもの場所の倍ほどの距離だ。いつもの場所までは20分ほどかかるが、ここの場所は路面が良ければ30分ほどで到着することができる。しかし、とばせる分、いわゆる十勝型といわれる事故には気をつけなければならない。
さて、現地に到着したは良いが、どの辺りで撮影するか決まっているワケではない。南が開けて電線が無い場所で且つ極めて他人に迷惑をかける事の少ない場所を・・とさ迷い、時間少ししロスしてしまった。ここなら、、という場所に陣取り設置開始。しかしSE2赤道儀を組み立てて、重いバッテリーをトランクから引っ張り出し、PCを立ち上げ、あれこれやっているとあっという間に時間が過ぎてしまう。なので今回は欲を張らずにスカイメモRと固定撮影のみにした。時間も押している上に、連日の出撃で寝不足がたたり、バイタリティーに欠けていたのかもしれない。暗い空を求めて少しだけ足を伸ばした成果はあり、いつもの場所ではノーフィルターでISO1600、3分が基準となっているが、この場所では6分で同じくらいのヒストグラムだった。だだ、写真としての成果があったかといえば、そうでもない。次回に期待だ。今回は特に撮影対象を決めていたワケでもなく、スカイメモに70mmを載せて、広角で固定撮影としたが、さらに欲張らずスカイメモであちこち撮ったほうが良かったかもしれない。思ったより露出をかけれるので、ISO1600、F2.8開放30secでは勿体なさ過ぎる。3分くらいはイケるので、折角いつもより暗い場所に来たのだから広く冬の天の川でもじっくり撮ったほうが良かったか。そろそろオリオンも西に傾いてきているので、次のチャンスがあればそうしてみようと思う。
最近読み物風になっているが、どうしてか、自分でも良く分からない。
2012.01.20 02:03分
EOS KissX2(誠報社改)CanonEF-S18-55mm F3.5-5.6 18mmF3.5 60sec 固定撮影 撮影地:八千代付近
Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)
何枚か撮ったが、あまり変わり映えの無い写真ばかりになってしまったので、自分を入れてみた。
一見、大自然の神秘に身を任せ、スッと目を閉じて、心を洗っているような写真にも見えるが、本人はマイナス20度の中、1分間じっと動けず顔に痛みが走るのをただひたすら我慢し、早くシャッターがおりないかだけ考えている。
ではまた。
2011.01.16天体撮影_日周運動
微速度撮影用の一部のコマを使って、比較明合成してみた。
EOS KissX2(誠報社新改) Sigma15mmF2.8exFisheye F2.8開放 iso1600 30sec×(確か)42枚を比較明合成
いゃ~、こうして撮ってみると、地球回るの早いね~
こんなに回るの早かったら、1日1回転くらいするんじゃないのかな~。
つーか、どおりで機材設置でもたつくと枚数稼げないわけだ。
さて。
というほどでもないけど、
微速度撮影用にと300枚ほど撮影したけど、15mmとはいえ1枚30秒の露光時間では拡大すると結構動いているね。写真用に撮るならもう少し短い露光時間で絞って撮影したほうが星の軌跡がスッとなって良い感じになるのかな。
ではまた。
2011.01.16天体撮影と。
寒い。
今年はいつになく冷える感じがする。
年のせいもあるか?
おとといは平日だけど暗い空を求めて少し足を伸ばしてみようかと思い出発。しかし走っている途中で○○○をモヨオシテしてしまい。。速攻くじけて車で20分ほどの場所に変更。Astro60DとR200SSでは自宅撮りでパッとしなかったM78をリベンジ、EosX2(SEO-SP2)で星座・星景写真、EosX2(誠報社新改造機)で微速度撮影。
メイン機のSE2の極軸合わせで手こずり大幅に時間ロス。なぜか追尾が流れすぎる。良く見直すと北極星だと思っていた星が違っていた^^;。初めての経験で自分に唖然。この場所は北側が酷い光害で見えにくいのは確かだが、それでも見えないほどではない。
つれづれ日記。
さて、年初に今年の天体撮影について、特に機材関係についていろいろと妄想していたが、少し思い直す必要がありそうだ。限度無き底なし沼に自らの意志で入るのも悪くは無い。しかしそれがただの無駄使いとなってはいけない。ベリーシャープでコントラストの高い素晴らしい直焦点での写真を撮りたいというあこがれはあるが、仮にそれが撮れたとして満足するのだろうか。そもそもナニを基準に"それ"なのかもわかっていない。上を見れば際限ない趣味では自分のように欲深い人間は特に注意が必要である。散々かじりちらしかした挙句の果てに虚無感に苛まれる可能性のあるヤツ。・・・オレだ。
それに、今の機材でもかなりの大所帯だと感じ始めている。また直焦点で撮影している間、スカイメモでちょこちょことあちらこちら思うままに撮る事に夢中になっている自分がいたりする。撮影してきたM78の画像チェックすらしていない。リベンジしたものの、あの場所でLPS-P2を入れて2時間なら自宅で撮ったのよりはましだと思うけど、うぉ~、見たいな感じにはならない。なにがしたいのか心に感じるまであれこれ動かないほうが身の為ような気がしてきた。
それに他の方が撮影した素晴らしい写真を拝見させていただくのを趣味として、すごいなーと思っているだけでも悪くないような気もしている。
CanonEOS KissX2(SEO-SP2) CanonEF-S18-55mm F3.5-5.6 18mmF5.6 ISO1600 180sec SkymemoR
Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)
X4ダブルズームキットのレンズだが、F5.6まで絞ってみた。周辺が伸び伸びだが見れなくもないか。
星景写真で使うならもう少し明るいレンズで風景を止めたいとは思う。それに周辺像が良ければ尚イイ。
そうだ、程度の良い広角ズームレンズも欲しい。
それならフルサイズの一眼もイったらいいか。。
欲深い人間は特に注意が必要である。
ではまた。
自宅撮りでM78星雲は写るか。
なんとか写りました。
オリオン座 M78星雲
撮影年月日:2012年01月14日 21:17分~ 露出時間: 8分×20枚 合計2時間40分
カメラ:Astro60D(Central DS改) 感度:ISO1600 フィルター:IDAS LPS-V3FF
鏡筒:Vixen R200SS F4.0 (D200mm f800mm) コマコレクター:Baader MPCC
ガイド鏡:Orion 50mmガイド鏡 ガイドカメラ:Orion StarShoot AutoGuider ガイドソフト:PHD Guiding
赤道儀:Kenko SEⅡ赤道儀 使用ソフト:RAP2,ステライメージ6,PhotoshopCS5
撮影地:北海道 音更町 自宅 気温:-12~15度 冷却温度 -37度
備考:
1枚撮って画像を確認すると、とても厳しそう。
途中から月も昇ってきたが3時間分撮影し、風によるガイドミスを除く20枚を使いました。元画像はとても酷い状態だったけど、なんとかM78です。という感じには見えますか。V3FFフィルターを入れているので一風変わった写りになったかな。しかし、3時間も撮ってみてもプチ遠征で比較的暗いところで撮影した200mm望遠レンズの拡大にすら遠く及びません。これは800mm。空の暗さは大切ですね~。
これが以前撮った200mm望遠レンズでのM78。元画像を1/2縮小後、M78を中央にトリミングしたもの。
R200ss状況
雪も降っていないのに吹雪状態が続いています。
昨日はお正月の夢を語ってしまいましたが、現実に戻ります。
R200SSを色々と弄っています。と言っても再度主鏡を外しコーキング後調整しただけですが。
年末にかわいい^^;R200SSに少しおごってあげました。
おごり品
国際光器 モーターフォーカサーKHMと、Bob's Knobs光軸調整ネジの2点
モーターフォーカサーは10月に注文したところ品切れでしたが入荷したとの事で年末に購入しました。
ピントノブをいじるたびにブレブレで、ピント調整がしずらいので買ってみました。どれくらいのトルクがあるのかわかりませんが、安い割りに結構頑張ってくれます。ピント調整時のブレブレは解消されて良かったです。
もっと高くて良いのもありますが、私にはこの程度で十分です。ピント自体の追い込みについては、また考えてみようと思います。
Bob's Knobs光軸調整ネジは、頻繁に狂う光軸の調整が現地でも容易に出来ないかと思い買ってみました。
純正の斜鏡と主鏡用の調整のネジと取り替えました。見てくれは黒くてカッチョ良いです^^。
コリメーションアイピースを覗きながら斜鏡も主鏡もネジを手で回して調整できるので、確かに調整しやすいですね。ただ値段のことを考えても、私的にはもう少しつまみ部分の厚みが欲しかったところです。しばらく弄っていると指が痛くなってしまいます。今時の現地の寒空で調整するには薄手の手袋であっても脱がないとダメそうなので、間違いなく、指先の感覚は全く無くなりそうです。それこそホームセンターに売っているようなモノでも代用できそうな感じもします。
あと、前から付けていますが、カメラの回転装置を使って固定する際になるべく正しく取り付けできるよう、鏡筒とカメラに水準器をつけています。無い時よりは遥かに位置決めしやすいですね。鏡筒につけてあるのはホームセンターでずっと前に買ったものですが、カメラにつけているのはコレです。もっと安くヤフオクなどで売っているようです。60Dには水準器が標準で搭載されているので必要ありませんが。
光軸調整も終わり、フラットを撮っておおよその調整後の確認をしました。
フラット撮影はEL発光パネルを使っています。100円ショップで売っている200円(笑)のクリアケースに入れています。余っていた車のガラス用のスーパースモークで減光し、100円ショップのセロファンとトレーシングペーパーとを中にはさんであります。インバーターは12V用のモノで、安定化電源につないでいるので減光は電圧を落としても大丈夫みたいです。5Vまで落とすと結構暗くなりますが、ただ暗くなるだけのようで、問題無い感じがします。
ステライメージ6の周辺減光/カブリ補正の等光度曲線での状態です。
調整1回目でここまで来ました。今までは相当な時間を費やさないとここまで来れませんでした。
というかここまでこれた事がないと思います。
少しずつ光軸調整の方法が理解できてきたような気がします。気がするだけで、実際撮影してみない事にはわかりません。
次回のテストとして、室内であわせたこの状態のまま、氷点下15度以下で鏡筒を外気順応させた上でフラットを撮ってみようと思っています。ここ最近の星像の酷い乱れが寒さによるものだとすれば、この円がかなり狂うはずです。
ここ最近は最低気温がマイナス10度程度なので、冷え込んだ日に早くテストしたいです。
ではまた。
ゆっくりいこう
今年もブログを続けていこうと思います。
皆様よろしくお願いいたします。
やりたい事はいろいろありますが、公私とも実りある一年にしたいと思います。
この趣味関係のブログは、今のところ今年も天体撮影関係が中心になると思いますが、
自分の性格上、あまり熱中しすぎると他にしわ寄せが来てしまうので(もう来ている?)
昨年お休みしたラジゴンにも手を出しながら集中度合いを分散させて行こうとも思っています。
昨年は自分的に結構散財したので今年は控えめに行きます。
一応新しく揃えようと思っているのは、
1.少し大きく安定した赤道儀
2.R200SSより焦点距離が短く、明るくてタワミの少ない反射望遠鏡
3.収差の少ない、そこそこ明るいとてもシャープな屈折望遠鏡
の3点です。
。。。。
天体撮影活動。。。休もうかな^^;
希望は色々ありますが、今の機材で練習していこうというのが実情です。
あ、あと、何度かは暗い場所に遠征して撮影してみたいですね。どんな感じにモニタに写るのかとても興味があります。土日の遠征は出来ないので平日に休みをとってになりますが。
とにかく趣味なのであまり気を張らないでマイペースで楽しむ事を忘れないでゆっくりいこうと思います。
あと、ブログで写真を掲載する際、失敗事の言い訳をあまりごちゃごちゃ書かないことに勤めようと思います。
問題点や失敗点などは短く簡易書き程度にした方が自分の為になるかと。
他のことはごちゃごちゃ書こうと思います。
で、今年の初物です。
ぎょしゃ座 IC410
撮影年月日:2012年01月03日 00:04分~ 露出時間: 8分×8枚 合計1時間04分
カメラ:Astro60D(Central DS改) 感度:ISO1600 フィルター:IDAS LPS-V3FF
鏡筒:Vixen R200SS F4.0 (D200mm f800mm) コマコレクター:Baader MPCC
ガイド鏡:Orion 50mmガイド鏡 ガイドカメラ:Orion StarShoot AutoGuider ガイドソフト:PHD Guiding
赤道儀:Kenko SEⅡ赤道儀 使用ソフト:RAP2,ステライメージ6,PhotoshopCS5
撮影地:北海道 音更町 自宅 気温:-12~15度 冷却温度 -37度
備考:
早速ですが、カメラの回転を確認しないまま撮ってしまいました(汗
というか、鏡筒バンドを取り付ける際、ファインダーを覗きやすいように取り付けをずらしたのですが、その分の回転調整をしませんでした。結局バランスもめちゃくちゃになってしまい良くないので元に戻します。
自宅撮りなのでもっと枚数を稼がないとならないのですが、この星雲も夜中は既に天頂から西の空に行ってしまいます。なので光害と電線攻撃にあって、これ以上は撮っても無駄と判断しました。今年の冬にまた撮ろうと思います。
このあとM101を2時間ほど撮ったのですが、またまた光軸不良で悲惨な上にカブリ処理がうまく出来ず処理中断しました。光軸不良の原因は、恐れていた前回主鏡接着したのが剥がれてしまったのが原因です。甘かった。
次回新月期までにまた対策しようと思います。
けっきょくごちゃごちゃ書いてるし^^;
ではまた。