NexGuideとスカイメモ接続その後・・・の後
どもです。ももです。
2011年3月6日
下記の回路図では、NexGuideが壊れてしまうとのご指摘を頂きました。
けっして参考にしないで下さい。
NexGuideとスカイメモRとの接続、週末のテストは作ったものがうまく動作せず。
私のNexGuideとスカイメモは、そのまま直結では動かず、リレーボックスをはさんで作動させる事にしました。
リレーなんてそんなの持ってないし、発注するのも時間がかかるので、知人のところにあったリレーを拝借しましたが12V用で微妙にうまく動かず。今朝秋月電子さんに発注、今週末にテストは延期です。
ハンダづけくらいならなんとか出来ますが、電子工作なんてやった事もないし、知識も全く無いので激しく困りましたが知恵をかりながら自分用として一応このような回路図というか配線図というかを自分の頭を整理するのに書いて作りました。結果たぶんリレーを替えれば動くと思います。
で、なぜNexGuideとスカイメモRが直接接続できないのか。
間違っているかもしれませんがなんとなくわかったような気がします。
スカイメモ側のコントローラ端子の3.5mmステレオプラグですが、テスターで調べると電圧がかかっています。
RA+、RA-、コモンの3つが上の図のようにありますが、極性を見たところRA-+がマイナス、COMがプラスとなっていました。てっきりRA+-にはプラス、コモン線にはマイナスが来ていると思ってずっとごちゃごちゃやっていましたが、昨日それがわかりました。
NexGuideに直結すると、NexGuideのGNDにはプラス、RA+-にはスカイメモからのマイナスを繋ぐ事になります。
なのでNexGuideで作動しないのではないかと思います。
ちなみに、スカイメモRの電源の端子もセンターマイナス、外側がプラスです(でした。)
これがわからないままごちゃごちゃやっていて、なんとなくNexGuideとスカイメモRを電気的に縁切りしないと動かないようだったのでリレーを使う事にしましたが、原因はたぶんこれだと思います。
という事はそこらで売っているNexGuideをそのままスカイメモに接続しても、たぶんそのままでは動かないのでは?と思います。
なにせNexGuideでスカイメモRを動かしたという方がいないので、素人が考えるにはわけがわからず、ちょっと楽しさを超えたものがありました。
わかっている方には"極性ちがってない?"と"即答"の話ではないかと思います。
足し算引き算を知らないで、掛け算割り算をやっているような感じでした。。。
更新履歴を見ると10日くらいごちゃごちゃやっていて、まったく空を見上げていませんが、
初めて基盤をつかってみたりして、少だけ電子工作の勉強になったのでよかったのかなぁ~とも思います。
部品到着次第テストします。
以上です。
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スカイメモ&nexguideその後・・・成功ならず。。
どもです。モモです。
ひさしぶりの更新です。
スカイメモRとnexguideでオートガイドの件、進んでいるようで進んでいません。
いろいろとやっていましたが、いろいろと問題ありでアップしていなかったのでまとめてアゲておきます。
一応ガイドをするためのガイド鏡を作りましたが、あるはずのテレコンがどこを探しても見当たらず、
しかたがないので2倍バローで使ううことにしましたが、実際★を入れてみたら、またまたnexguideでピントが出ませんでした。
結局塩ビ管を加工してアダプタを作りました。
塩ビ管はレンズ側の径をレンズの穴径に合うように削り圧入しました。
これで本当にピントが出ました。何度作り直しただろう。。
ほかにもいろいろと足りないものの準備をしました。
ガイド鏡を搭載するため重量がかさむためと、ちゃんとしたバランスをとるためウエイト軸を作り直しました。
ホームセンターで12mmの長いボルトと外径15mmのアルミパイプ・ワッシャー、ナットを買ってきて作成。本当はステンのパイプを探していましたが、ここらでは売っていなかったです。
純正も売ってますが、もう少し長くしたい場合などは高ナットをかまして延長できるし、ポチるのも面倒なので自作しました。
アルミパイプは内径13ミリだった(かな?)のでテープをボルトに巻いて太さを調整。
アルミパイプにボルトを突っ込んで組み立て
ウエイトは家にあったものを使いました。内径15.2mmです。
赤道儀用のものではありませんが、スリムでスカイメモR用には良い感じだと思っています。
キヤノンEF200mm F2.8L I USMの台座がなくバランスが取れないしブレます。
なので台座が欲しいのですが結構高いし、買うのもなんだかな~と思い。
手持ちのSIGMA APO 70-200mm/f2.8 EX HSMの台座を使えるようにしました。
EF200mmの径が細いのでプラ板を重ねて台座の径にぴったり合うようにリングを作りました。
たいしたものではないですが、ガタも無いし、台座のネジを緩めると違和感なく回転できてタテ位置もちゃんと使えるのでこれで十分です。
あとは、ガイド鏡の支持脚とガイドマウントですが、微動付きのガイドマウントは自作しても自分の工作ではガタがでそうだし、面倒なので趣味人さんの微動マウントを買いました。本当は協栄さんのガイドマウントを買おうと思いましたが、微動マウントは星野写真を撮る際に構図の微調整にどの道欲しかったのでとりあえずコレにしました。
木で。(笑
家にあったMDF合板を使いました
ダメだべなぁーと思いながら作りましたが、結果、材料としては最悪です。
元々ダンボールみたいなものなので湿気を吸ってガイドズレを起こしそうです。。
とりあえずレンズの径にあわせて材料を切り出し。
強度は、ラジコン製作に使っているシャバシャバの瞬間接着剤を染み込ませ強度を確保。湿気対策は、ニスを塗りまくりエールで・・・
固定は、もう、タイラップです(笑
レンズとの間には100円ショップの床を傷つけないフェルトみたいなやつを貼りました。本当はガタの原因になると思いつけなかったのですが、タラップでガッチリ閉めたら問題なさそうなので付けました。なんでかというと、望遠レンズなので、このように2点で支持すると、ピントを出すときに筒が伸び縮みする時に調子が悪くなってしまったため貼りました。
まぁ、作っているときにはレンズが伸びる事自体忘れていたのですが(^^;
裏には1/4ネジのタップを切って微動装置に搭載するようにしました。
あとは、レンズのピントリングに3ミリのタップを切って、ピントを出した後、ズレないようリングを固定できるようにしました。
ここまでが、先にアップしようと思っていた内容です。
ここからがホンゃんです。別に引っ張ろうとおもってるワケではありません。
さて、準備も出来て、ガイドテストをしました。
2/20の事です。満月期ですので明るかったですが、星が出ていたので良いテスト日和でした。
nexguideとスカイメモRで自作の変換ケーブルを接続してテストしました。
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結論としては、私のnexguideでは、スカイメモRをガイドできませんでした。
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野外で実際にガイド星を導入し、キャリブレーションまでいくのですが、"STAR LOST"エラーでガイド星を見失い。3時間ほど格闘して、わかったのが追尾しているはずのスカイメモが止まってしまっている。
アホな事に、それに気づかず3時間が経過。
自分のnexguideの操作方法が悪いのだとばかり考え、頭をかしげてやり直しの連続。
自分のnexguideだけか、ケーブル不良か、ほかの何かか、ハッキリこうだと言えなかったので
原因がわかってから記事にしようと思っていて、実は更新していませんでした。
他の方の記事を検索しましたが、ハッキリとスカイメモRの"3.5mmのコントロール端子"とnexguideを接続してガイドしたという記事が見当たりませんでした。
自分がnexguideとスカイメモRの記事を上げてからアクセスがカナリあったので、気になっている方が多いのだと思いました。その事を私も気にしていたのですが、そうなると、なおの事おかしな情報も書けないので困っていました。
私のnexguideは個人輸入したので、販売店に聞くわけにもいかず。故障なのかもわからず。
症状としては、nexguideとスカイメモRをケーブルで接続したトタンにスカイメモRが追尾を停止してしまいます。
つまり、動かなくなります。
nexguide自体はガイド星のロックもするし、キャリブレーションなども普通に動作しますが、スカイメモが動かない。
そもそも私が、オートガイダーからの信号っつーのがどんなもので、スカイメモはどんな仕組みでオリジナルコントローラで動かしているのかも何にもわからないので参っていました。。
ショップでは"スカイメモなどの一軸のガイドができます!"
と明確に宣伝しているので他のnexguideでは普通に制御できるのだと思います。
別に何かを買ってくださいとか作ってください等と一言も書いてないので必要ないと思うし、
もし必要なら書かないと当然ダメでしょう。私みたい初心者がたくさんいるのですから。
なので、この事は私のモノだけなのだと思います。
ワケのわかっていない私の出来ることと言えば各電圧、抵抗、通電状態など確かめて配線が間違っていないかとか、どこかでショートしていないか位しかできず。
いつもお世話になっている電子工作に長けている先輩に頼み込んで相談し、みてもらいもしました。
結論として"私の"nexguideでは、スカイメモにただ直接接続してもスカイメモの単純なスイッチを制御出来ないと結論がでました。
制御するにはなにかしらのリレーをかましてあげないとコントロール出来ない。
実際、今日、簡易的にリレーを入れて実験した結果、コントロールができる状態となりました。
今日、それを作ろうと思いましたが、この記事を書いてしまっていい時間になってしまったのでやめますが、
明日は作って実際に制御できるかテストします。
動けばやっとガイドテストが出来ます。
余裕をぶっかましていたのですが、そろそろ新月期が迫ってきました。。。。
ガイドが成功したら、次のステップもあるのにぃ~
以上です。
スカイメモRとnexguideをつなげる配線を作ってみた。
最近、お仕事が詰まっていて中々はかどりません。こんな時間になってしまった。。
スカイメモRとnexguideは、そのままでは繋がらないので配線を作りました。
正直あっているかどうかテストしていないのですが。。。週末には出来るかな。
家にあった3.5mmのステレオプラグのどれにするか検討しました。
最初は真ん中のカールコードのやつがカッチョよさげなので、それにしようと思ったが、配線をぶち切ったあとぶら下げてみたら結構重い感じがした。たいした事ではないと思うけど、無意味なのでやめて一番軽い左のヤツにしました。テスターで確認して配線にマークしました。
早速6芯コードに半田付けです。nexguideの説明書に端子の内容が書いてあるので+RAと-RAとGNDをその通りにハンダりました。
つないでみた図。ただ繋げてみただけです。もちろんガイドはしていません
はたして、動くかどうかもわかりません。。すんごい速さで回っちゃったりして(爆
ガイドスコープにする件その後
へたくそ工作でやたらと手間取った望遠レンズをガイドスコープにしてみる件
マウントについては昨日1日考えていましたが、手が動きませんでした。。
結局アイピースホルダーをキャップ裏から入れるようにしてピントが出るようになりました。
その際、キャップの穴を拡張したので強度が弱くなった事とスケアリングが悪くなってしまったので、
リング状に切った0.5mmのプラ版を重ねてキャップ裏で補強し、アイピースがレンズに対して中心に来るように調整しました。アイピースホルダーをもってレンズを振り回してもビクつかないので強度は大丈夫だと思います。
また、ピントリングを回したり、アイピースを回しても対象物は中心から逃げないので、これもうまくいったと思います。レンズから出ていたピンが邪魔だったので切り飛ばしました。
望遠レンズを望遠鏡代わりに使うプチ改造にあたって間違っていたことは、望遠レンズというのが頭から離れず、∞付近でピントが出ないとならないと思って作ってかかったのですが、これがそもそもの間違いで、望遠鏡にするのでその必要がないというか、それではアイピースが変わるとピンが出なくなるのが出てくるのは当たり前ですね。今は、∞まで大分余裕があります。おかげで2倍バローを入れてもピントが出るようになりました。
あーあ。わかんないなぁ。。。
nexguideをはめてみた感じです。
で、はたして使えるんでしょうか。。。
望遠鏡としては、明るくってとっても良く見えます。
ガイド鏡として使えなかったらお気星見軽望遠鏡として活躍してもらいます。
へんなもの使ったり作ったりすると、ガイドエラーになってドタバタするのは眼に見えているので、
もすこし考えます。
ガイド鏡の件
セレストロンのnexguideでスカイメモRをオートガドしたいと思っているのですが、ガイド鏡は持っていません。
ほとんど自宅で撮影するのに、そもそもポタ赤というのもどうなんかと思っていますが、
赤道儀は持っていないし、今はもすこし基本的なことに慣れていこうと思っています。
ガイド鏡は赤道儀や主鏡を揃えるときに考えるとして、今はあるもので何とかならないかとあれこれやっていました。
手持ちの望遠鏡のファインダーを改造しようと思いましたが、ピントを出すのに筒を詰める等しないと合焦しない感じでしたが、このファインダー今の望遠鏡に使っているので筒を切断したくありません。
そこで、アイピースを鏡筒の中にもぐらせて合焦させようと塩ビ管など使って、ほぼ良いとこまでいきましたが、最後に気づいたのはアイピースを入れてそのアイピースを固定させるネジ部分も鏡筒の中に入ってしまい、鏡筒に穴を開けなければならず取りやめました。本当に8×50mmか9×50mmのファインダーで200mmか400mmの望遠レンズを5分くらいをそこそこの成功率でガイドしてくれるならヤッチャッても良いんですが、実際オートガイドしてみたら、全然できません。では悲しくなります。
そこで、手持ちの望遠レンズを使うことにしました。初めからこれでやろうと思っていたのですが、ガイドマウントも持っていません。ファインダーなら付属のマウントでなんとか微動出来そうなので頑張ってみたのですが。。。
リューターで望遠レンズに付いていた後ろのキャップに丸い穴を開けました。
持っていたアイピースホルダーと合体させました。
レンズに取り付けてみました。
出来上がり
無限遠でアイピースの位置はこの辺で合焦するようにしました。
と、ここまで昨日やって、先ほどnexguideを使い合焦させてみたところ、
あとピントリングほんの少し、良いとこまで行っているのですが最後のジャスピンまで出ません。。。
ガックシ。。。。
もしかしたらピントが出ないかもしれないと思っていたので少し余裕を持たせたつもりだったのですが。。。
電池を買ってなく起動出来なかったのでnexguideでテストせず作ったのがそもそもの間違いです。
あとほんの少し詰めれば合焦するんだけどなぁ~。。。
こんなときのためにスーパーXGで接着したので、ちょっとコジれば外れるかと思っていましたが、
なかなか外れません。。。
アイピースホルダーを裏から入れて作り直す事くらいしか思い浮かびませんが、
アイピースホルダーの見口部分が広くなっているので穴を拡張する必要があり、
強度的にも見た目も気持ちよくないなぁ。。
出来たとしたて、微動装置をどうするかという問題も残っています。。。
ポタ赤シリーズ:EOS kiss x4と望遠200mmでバラってみた。
いっかくじゅう座のバラ星雲も撮ってみました。
あげておかないと時期を逃して日の目を見ないかもしれないのでザザッと今処理しました。
改造機でなく、ノーマルのEOS kiss x4なので赤いのが写りづらいので反則技かはわかりませんけど、
光害対策も兼ねてLPS-V3FFをつけて撮っています。
ノーマル機でもそこそこ色が出てくれてうれしいです。
今のところは天体専用機は我慢して勉強していきたいと思います。
画像処理中ですが、強調処理すると背景がムラムラになってしまい格闘中です。
ベース作りから勉強しないと、これからやっていくうちに、もうやめた!
となってしまいそうなのでまずは基本を頑張りたいと思います。
途中ですが、全体ではいまのところこんなです。
2011/02/01 22:08~
キヤノンEF200mm F2.8L I USM LPS-V3FFフィルター
ケンコー スカイメモR
EOS kiss x4(ノーマル) ISO1600 F3.5 180秒×4枚 12分 SI6 CS3 ダークあり、フラットなし。
(16枚撮影のうち、あまりガイドが流れなったもの4枚を採用しコンポジット)
もう少し枚数使いたかったなぁ~
ちょっといじったピクセル等倍 トリミング やり過ぎ??
もと画像
画面コピーした。
そのままトーン下げ 縮小
もう一回、最初からベースを作ってから処理してみたいと思います。
2日くらい後に200mmに2倍テレコンでも撮ったので、それもうまく出来たらいいなぁ。
思い込みってゆーのはオソロシイ・・・・
昨年の秋、EOS Kiss x4を購入してしまってから、天体観望や撮影に結構ハマっているのですが、
今までもチョコチョコ程度ですがやっていました。
以前からMEADEのLX200-25を所有していましたが、あまりの重さに移動・運搬・設置が億劫になり、さらに以前住んでいた場所は街中で、今の自宅よりもずっと光害がひどくて、頑張って設置してアイピースを覗くにも手で覆い隠しながらで、冬は自分の手からの湯気や吐息でアイピースが凍ってしまいすぐに見れなくなるなど、気持ちはワクワク、実際はイライラ。という感じでした。
それでも初めてM57を導入してポッカリと口の開いた様子をじっくり観察できた時などの感動は忘れられません。
撮影は、当時はウエッジ無しLX200-25とコンデジコリメートで惑星などを撮ってみたり、
その昔、ずーと前には、オヤジのカメラを借りて、板を重ねた自作のネジ回し式の簡易赤道儀を作っては時計と睨めっこしながらギザギザの星野・星景写真やら撮ってみたり、ヘールポッブだ百武だと言ってはEOSの安物銀塩ダブルズームセットをそこらへんのホームセンターで買って、日勝峠だ大樹町だ更別だと撮りに行ったり、天文ガイドで"今、コンパクトカメラが熱い"みたいな記事を見ては、これだ!と思い、札幌までコニカヘキサーを買いに出かけ、誠報社のバーゲンでポタセキを購入し、バーナードループっていう赤いのがあるって?・・そ、それ・・撮りたい・・・・と思ってはエクタクロームでどうしたとか、やっぱりフィルムは吸引加工だと言ってはオヤジのカメラを壊したり、やっぱり中盤だといっては、とりあえずマミヤの645のレンズだけ買ってそのまましまってあったりとか、考えたら小学校のころから飛び飛びですが、イロイロと少しずつやっていたので、基本好きなんだと思います。
そして、6年前に住宅を新築する際、本気で屋上にスライドルーフ式の常設の天体用スペースを考えました。
(建設業界なものでw)しかし、
いつもなんでも行き過ぎる性格で散財してきたし、いつのまにか違う事に熱中し、食い散らかして来たこと、あと、ここは降雪量はそこそこですが、冬の気温がかなり低くなり屋上防水の関係やら凍害、すが漏れ等の心配もあり、さらにはこんな性格を良く解っている妻や親、親戚などへの言い訳も思い浮かばず(笑)断念、せめてのアガキで、毎年の花火大会で皆で使おうとの言い訳を考えて、2階に大型デッキを設置し天体観望や撮影に使えるよう設計しました。

いつもなんでも行き過ぎる性格で散財してきたし、いつのまにか違う事に熱中し、食い散らかして来たこと、あと、ここは降雪量はそこそこですが、冬の気温がかなり低くなり屋上防水の関係やら凍害、すが漏れ等の心配もあり、さらにはこんな性格を良く解っている妻や親、親戚などへの言い訳も思い浮かばず(笑)断念、せめてのアガキで、毎年の花火大会で皆で使おうとの言い訳を考えて、2階に大型デッキを設置し天体観望や撮影に使えるよう設計しました。
庭部分からは自分の自宅が邪魔で極軸望遠鏡を使っての極軸あわせが出来ないので、ここは当然北天を開けて極軸をあわせ易くするようにし、屋根形状も三角の大屋根にして死角を減らし時間帯さえ合えば一応東西南北どこの天体でも狙えるよう設計しました。しかし、案の定(笑)ここまでやって満足し、実際望遠鏡を出して観望する事は今まで一度も無く、たまにデッキに出て双眼鏡で観望したくらいで、他の趣味に夢中になっていました。
そして、昨年秋、デジイチを購入しました。一応、天文ガイドとニュートン(関係無いか)は、20年以上定期購読しているので、情報は入っていましたが、新築当時思っていたより光害のある自宅の空へなにげに向けて撮ってみたら、想像以上に写ることに心が揺れ動きました。
それからは、近くの外灯の直射攻撃と光害、設計時には想像していなかった電線との戦い、わかってはいましたが、床のたわみによる極軸のズレなどなど、ひとつひとつがどれも中途半端な状態が続いていて、
南側にある自宅への電源の引込み線が邪魔で、南側の視野さえ少なく、とりあえず業者に引き込み線の移設の見積をとっています。
春になったらこの電線を移設し、デッキを改修して、もっと南側いっぱいまで広げ、東から昇ってくる対象をもっと早く撮影出来るようにし、南中過ぎの電柱(写真右)まで撮影できればもう少し落ち着いて撮影が出来そうです。
更に、赤道儀は、屋根に直置き、デッキとエン切りしてブレを少しでも解消しようと計画。さらに赤道儀とLX200を常設するよう、ここにスライドルーフの小屋を建てる計画をしました。
屋根への加重、屋根材の劣化など心配もありますが、なんとかなるでしょう。
と計画はしたものの、他の心配もいくつかあります。
大きな心配点としては、
所詮補強もしていない屋根への設置ですから、不安定です。
改修したはいいが、やっぱブレてダメだ・・・。ガイドも出来ない。とならなくはない。
もうひとつは、また、違う事に熱中する自分がいる可能性がある。今は夢中になっているだけ。。。。
そうなると、何で屋根の上にこんな事やったのか!となりかねない。。
んー。
そんなこんな考えなが、先日もこのデッキでM101を撮影、30撮影枚中6枚なんとか成功で画像処理。。
他にも、1月末から練習の意味も込めて、ほとんど毎日撮影していていますが、なんせ星が点になりません。
そんなで、昨年末には、こーなったら、とりあえずポタ赤でオートガイドじゃー!とオートガイダーを輸入、
当たり前ですが、そんなに簡単にいきません。ノウハウしかり、ガイド鏡等必要なものがバンバン出できます。
だいたい今不安定なものをこれ以上重くして、この状態のままでうまくいくとは思えません。
そして、先日M101撮影談に書きましたが、一番大きい問題は床のたわみだと気付きました。。星像の斜めの軌跡。床がたわんで極軸があわせらきれません。そんなところに一軸オートガイドっていったって、考えただけでもうまくいきっこありません。
設置場所をエン切りしたって、なんせ自分も赤道儀も所詮屋根の上にいるわけです。
偶然うまくいったところで風が吹いたらブレブレ必須です。赤道儀を常設すれば極軸あわせの問題は時間をかければ何とかなりそうですが、そんないくつもの心配のある所に何十万とかけてやってみて、
やっぱ、ダメでした~。
じゃーシャレになりません。。。
んー。。。どうしたものか。。
そう考えながら、先週土曜日、自宅の庭で空を見上げ、光り輝く星を眺めていました。
庭は自宅のカーポートが近くの外灯を遮っており、2Fデッキよりずいぶんと星空が綺麗に見えます。
ここなら2階のデッキよりよりもいいんだけどな。。。四方は家で囲まれているし、なんせ床が固い。
ここに小屋建てるか??しかし、邪魔だ。とか除雪した雪捨てスペースの関係やら、いろいろ問題が出てきそうだ。。。毎回設置するのはいいけど、なんせ、ここは北極星が見えない。赤道儀を毎回運んで、極軸望遠鏡無しで極軸あわせて撮影する。。。無理。。
じゃ、ピラーをここに埋めて・・・・・。・・・そして、赤道儀を毎回持ってきて、夏場と冬場では、地面が凍上するので、調整をこうやって・・・。
そんなのうまくいくかぁ~??!!
あーあ。。。やっぱ自宅でってのは、ダメかな。。。
空を仰ぐと北斗七星が綺麗に見ています。
先日、あそこのM101、苦労して導入したなぁ~。。床に寝そべって、、床がたわむ事に気がついて。。
ここだったら余裕で導入できそうだなぁー。。。こんなに綺麗に見えているし。。
外灯も遮られているから、足伸ばして位置を高くしてもう少し楽な姿勢で出来るな~。
いまは、外灯の直射攻撃を避けるため位置を低くしているので、あぐらをかいてか、寝そべってだもんな~。。
今ポタセキ持ってきて入れてみようかなぁ。でも北極星が見えないから、方位磁石と。。。北極星。。。
ここから5つ伸ばして。。ほっきょく・・・・
ほっきょく????????????
みえてるしーーーーーーーーーーーーー!!
北極星。
間違いない。
こんにちは!ポラリスさん(爆
・・・・・・・。
家を設計する段階から、 ”庭からは自宅が邪魔で北極星は見えない。” と思い込んでいました。。。。
設計の人に、庭から北極星、みえないっしょ?って一言聞けば、
CADでささっとやってくれて、こんな感じで見えますよー。って言ってくれたと思う。
写真を撮り始めて、考えたら最初の頃にカシオペア、ペルセウスの二重星団、西にかけてM31あたりを撮っただけで、あとは ”赤いの~とりたいんです。”という事でほとんど南側の対象ばかりを撮影していました。
先日M101を撮って、土曜日に庭に出て北斗七星を見上げなければ
そのまま春の2階デッキ大改修がはじまっていたかも知れません。。。。
2Fデッキも見晴らしはいいので、とりあえず電線引き込み移設はやるかもしれませんが、
デッキ大改修、星見小屋設置計画は取りやめます。
庭への計画を進めようかと思います。
気付いて、、、、、、よかった・・・・。
思い込みというのは ホント オソロシイ・・・・。
(俺がアホなだけか(笑)
おわり。
ポタ赤シリーズ EOS kiss x4と望遠200mmでマルカリアンの銀河鎖を撮ってみた。
家の用事を済ませて"自由時間"になる頃、そろそろ自宅では、カワイイ赤く写るもの達は西に傾き、
電線と電線の間から顔を覗かせています。
そして、ずっと気になっていた銀河団たちがみえはじめています。
銀河団には、もちろん望遠レンズで挑戦です(笑
おとめ座銀河団にマルカリアンの銀河鎖(くさり)というのがあるのですが、そんなちっちいもん望遠レンズで写るんかい?と思って撮ってみたら、なんとか撮れました。しかも、その周りの銀河達までゴッソリと。
マルカリアンとはマルカリアンさんが・・・というのはwikipediaにお任せして。。。
写真の真ん中より右にマルカリアンチェーンがかわいく曲線を描いて写っていますが、その周りに一体幾つの銀河達が写っているのでしょう。。
200mm望遠レンズでの撮影なので、マルカリアンの銀河鎖を撮ったというより、おとめ座の銀河団たちを撮ったという感じですね。撮れるまでこんな事になるのがわからなかったという事です(笑
下の写真は、隅々まで沢山の銀河が写っていたので、バックリ拡大してもなんとかノイズまみれにならないつもりで、つたない初心者が処理をかけたので薄っすらとした印象になってます。
また18分の露出なので、汚いですが拡大すると"あー、なんかイロイロな銀河が沢山写っているな~"程度は分かると思います。(拡大は、かなりデカくなります。)
2011/02/02 01:24分~
キヤノンEF200mm F2.8L I USM LPS-V3FFフィルター
ケンコー スカイメモR
EOS kiss x4(ノーマル) ISO1600 F3.5 180秒×6枚 18分
30枚 総露出時間90分 気合入魂撮影のうち、程度の良かった6枚(・_・;)をコンポジット。
ノートリミング 気温マイナス21度
この日はメチャクチャ寒かったです。望遠レンズには曇り止め対策をしていたのですが、役に立たず、
15枚目を越えた辺りからレンズが凍り始めたようでボワンボワンに写っていてボツです。。。
撮影し終わってダークを撮るのにレンズをみたら真っ白ガチガチで、涙も凍りました(-_-;
また、この画像処理で初めてフラット処理をしてみました。
フラット処理がフラット処理になっていませんが。
ちょっと感動。
場所はここ、しし座のおなら方面。
銀河団は、しし座の大量のう○ちとも言える?(爆) まさに神秘。
アストロアーツ ステラナビゲーター ver.6より
大量の・・・もういい。。。
アストロアーツ ステラナビゲーター ver.6より
構図はこんな感じかなぁ。。自由雲台で、カメラをなるべく真直ぐになるように向けただけです。
まぁ、ここに入れるのに、いつものように こ1時間かかっています。手の感覚は全くありません(爆
M99,とM100ってかっちょイイですね。
アストロアーツ ステラナビゲーター ver.6より
少ない枚数かつ短時間かつ高感度でも、もう少し良いベースにならないかと素人発想で考えてます。
光害のある自宅、ポータブル赤道儀でノータッチガイドでは、カブリと追尾制度の問題で長時間露出は出来ないので、枚数で稼ぐしかないとは思っていますが。。
3色分解すると"G"がノイズもあまり目立たなく良い感じで写っているようです。(左下)
こいつを”L”として処理してLRGBで合成してみるってのはどうなんだろ。。
(上の写真の右上端のM100のピクセル等倍画像)
Gだけを処理してみた。